水泳大会で優勝を目指す
プロの水泳選手となると、その仕事は、大きな大会に出場し、優勝を目指すことです。
オリンピックや世界水泳があり、このような大会に出て、優勝や上位の成績、さらにはレコードを目指します。
このためには、日々のトレーニングは欠かせません。
トレーニングの種類としては、スタミナを付ける目的と、スピードを出すための種類があります。
水中を進む競技であり、スピードが求められるのはもちろん、スタミナもないと、ゴールまで進めません。
これは、プールの中でのトレーニングもありますが、スタミナを付けるために、走るなども行います。
スタミナを付ける練習は、通常の水泳を行うのとは違ってきます。
1日1万メートルも泳ぎ、これを週に数回行うので、水泳選手のスタミナは、とてつもないものです。
陸上でのトレーニングも欠かせず、こちらは筋力を付けるなどの目的のために行います。
ただトレーニングは、ボディービルダーなどとは違い、単調です。
メインは水泳でのトレーニングとなり、プールを泳ぐだけなので、一見すると同じ動作の繰り返しとなり、同じことを黙々と行えないと、つとまりません。
連盟に所属する
水泳選手になるには、クロールやバタフライなどの、技術を使い泳げることが出来れば、誰でも選手になれます。
水泳連盟に登録さえすれば、それで選手になることはでき、他のスポーツのように資格が必要である、養成学校を卒業しないならないなどはありません。
しかし、大会に出場するとなれば、大会ごとに標準記録をクリアしないとならず、少なくとも速く泳げる技術は必要でしょう。
選手として有名になれば、企業に所属することも可能であり、スポンサーが付きます。
スポンサーが付けば、スポンサー料も獲得できますが、それは企業をPRする存在ともなり、責任は大きくなります。
スポンサーが付けば、大会での遠征費用など、すべて会社持ちです。
残念ながら、実力を持たないと、個人で自分からスポンサー契約を結ぶのは厳しいです。
一流選手になるには、速く泳げるだけでは難しいです。
現在のトップ選手よりも、速く泳げる方は多数いますが、選手になるには、普通に練習するだけでは難しいです。
それは自分を追い込み、精神的にも肉体的にも限界を突き詰め、限界に来たときに、ワンステップ上に行けるのです。
泳ぐセンスよりも、厳しい練習に耐えられる精神力と肉体がないと、一流選手への道は遠いです。
また練習をするとなると、意外にもお金はかかります。
水着とゴーグル以外にも、フィンやシュノーケルなど、各種道具を用意しないとならず、思ったよりもお金はかかります。
練習を開始するとなると、1日中泳げる環境を用意しないとならず、プールのある場所で合宿を行う必要もあります。