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キックボクサーの仕事内容

キックボクシングの試合をする人

キックボクシングで試合をする選手のことを言います。
ムエタイのルールを参考にして、1960年代に出来上がった日本独自のスポーツです。
パンチでの攻撃の他に、キックでの攻撃も許可されており、日本ではムエタイの方が有名かもしれません。

ただ団体はいくつもあり、そのために統一されたルールは存在せず、団体ごとに微妙に違います。

このために、ひじ打ち禁止、すね蹴り禁止、首相撲禁止など、ルールが違っており、禁止事項も違います。
ただアマチュアでの試合となると、危険なダメージを与える攻撃は、ほとんど禁止されています。

年間試合数は、多くて10試合ほどであり、ボクシングと同じく、体重で階級が分かれます。
ただし、階級が違っても、選手同士が合意すれば試合ができ、これはキックでの攻撃が可能なことによるものでしょう。
試合では、KOなどボクシングと同じように、負ける条件はあります。

ライセンスを取得する

キックボクシングは、日本独自のスポーツながらも、世界タイトルがあり、チャンピオンはいます。
しかし、日本でも世界でも知名度は低く、ルールが統一されていないこと、ムエタイなど、似たようなスポーツの方が、認知度が高いことなどあります。

キックボクサーを目指すならば、ライセンスを取得しないとなりません。
もちろん、ジムに所属し、まずは体作りとキックボクシングの技術を、トレーニングで磨いていきます。
地味なトレーニングが続き、最初の1年間は基礎体力作りになるでしょう。
まずはトレーニングを積み、アマチュア大会に出場します。
実力が周囲に認知されていけば、やがてプロテストを受けられるようになり、合格するとプロとして活動できます。

ただライセンスを発行する団体は、日本では10以上あり、これも統一されていません。
そのために、団体ごとに、発行する規準が違ってきます。
プロボクシングは、日本は1つの団体がライセンスを発行していますが、キックボクシングはいくつも団体があるので、ボクサーよりは実現しやすいです。

キックボクシングの場合も、ボクシングほど認知度は低く、プロとして選手生活だけで暮らすのは厳しいです。
世界タイトルをとったチャンピオンでも、他の仕事を兼業していることが多く、他の仕事を掛け持つ人が普通です。
世界的に有名なキックボクサーはいなく、しかしボクシング並に厳しい練習と、体を維持しないとならず、世界タイトルを目指すならば、相当な覚悟が必要です。
他の仕事を兼業するのが普通なので、仕事の合間にトレーニングするという形です。
しかし週に5日以上はトレーニングしないと、タイトルは厳しく、仕事とトレーニングを上手くこなさないとなりません。

5年前