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漫画家の仕事内容

Webによって拡大する漫画家の活躍の場

漫画家は非常に裾野の広い職業です。
というのも何千万部も発行するような大人気作家として専業で漫画家をしている人はごく一部であり、ほとんどの人は他に仕事を持っていたり、アルバイトをしたりしながら副業的に仕事をしているからです。

日本におけるマンガ産業は非常に大きなものであり、各出版社から定期刊行されている漫画雑誌は200~300誌あると言われています。

漫画家のための協同組合として公益社団法人日本漫画家協会では約500人程度の正規会員がいますが、協会に入会せずに野良漫画家として活動されてる方もかなりの数存在しています。

先に言っておくと漫画家として活動をしていくなら、この日本漫画家協会へ入会することは非常に推奨されます。

というのも入会をすることにより「文芸美術国民健康保険」という、国民健康保険とは違った保険料が割安になる保険に加入できるなど数多くの特典があるからです。

また何かと問題になりやすい原稿料や契約を巡ってのトラブルにも相談に乗ってもらえるようになるため、漫画家としてある程度収益を得られるようになったら加入をしておくようにしましょう。

ここ近年ではマンガは雑誌の連載だけでなく、Webを通じた電子書籍としても数多く配布をされています。
しかしそうした従来とは異なる活躍の場はそれまでになかったトラブルも起こす原因になるので、漫画家としての寿命を伸ばすためにも法律的な問題に、ある程度自力で対処できるようにしておくことが大切です。

まずは新人賞を取ることを目指す

現在ベストセラーを出版している大人気の漫画家の大半は、有名な漫画雑誌の新人賞を受賞しています。
大手出版社では新人漫画家を常に募集しており、毎年~毎月漫画賞を公募しています。

そうした雑誌の新人賞は多くの人の目に触れやすく、その内容次第ではそのまま連載の仕事をもらえることがあります。

ですので、まず自分でマンガを描くための基本的な技術を身につけ、それから諦めずにコツコツと賞に応募を続けていくようにしましょう。

新人賞をとる他にも、直接出版社に原稿を持ち込むという方法があります。
事前に予約をして出版社にマンガを持ち込むと、その場で直接編集者の人がそれを読み、感想や書評をくれたりします。

直接意見を言われるのはかなりハートの強さが試されますが、実際の編集の人にどうしたらよくなるかアドバイスを貰えるのでレベルアップには最適です。

もう一つ漫画家になるためのルートとして、有名漫画家のアシスタントにつくという方法があります。
現在有名な漫画家の中にも、もともとはアシスタントとして他の有名漫画家についてきたという経歴がある人は多く、一流のマンガテクニックを学ぶことができます。

7年前