あまりよく知られていない検事の役割
みなさんは、「検事」の仕事内容についてご存知ですか?
「検事の仕事についてはあまりよく知られていない」というのが実情なのですが、実はこの検事が裁判を起こすかどうかを決めている存在です。
「どういうこと?」と思う人もいると思うので、ご説明しましょう。
事件の捜査といえば、良く知られるのが「警察」ですよね。
何かが起きた時、しっかりと捜査をしてくれるのは警察官というイメージがあります。
しかし、実は送致された時などは検察が捜査を行い、その事件について裁判を起こすのかどうか?も検察が決めています。
また、起訴した場合はその事件について検事が立証をしなければなりません。
裁判を左右する非常に大切な役割を担っているのが、この検事の仕事と考えて良いでしょう。
法律のスペシャリストといえば弁護士が非常に有名ですが、この検事が果たす役割についてもきちんと知っておかなければなりません。
検事の仕事内容について
検事の仕事内容は、「捜査・公判」についてと、「検務部門」のふたつに分けることができます。
例えば、「捜査・公判」については実際に事件の捜査を行います。
さらに被疑者の取り調べをして、起訴をするのか不起訴になるのかについての判断をすることも視野に入れなければなりません。
裁判の手続きも行います
弁護士と比べてあまり仕事内容がよく知られておらず、刑事ドラマでも出番が多いわりにあまり知られていない検事ですがが、裁判にかなり深くかかわっている、重要な仕事が検事なのです。
法律の知識が非常に多く求められる検事の仕事
検事の仕事は、当たり前の話ですが法律に関する知識がきちんとなければやることはできません。
法律的な知識が要求される仕事ですので、まず「誰にでもできる仕事ではない」ということは確実です。
また、やはり「裁判にかかわる」という意味で、非常に責任感を求められる仕事でもありますので、そう考えると検事の仕事は非常に奥深く重要な仕事であることがわかると思います。
弁護士と比べると知名度が低く、また仕事内容がはっきりしない仕事ではあるものの、その仕事内容を調べてみれば意外に面白いことが解るのもこの検事の仕事と考えて良いでしょう。
あまり良く知られていないしごとでも、私たちの生活に関わる仕事をしている大切な仕事でもありますので、そのあたりのことはきちんと知っておく必要がありそうです。
本当に、重要かつ大切な仕事になります。