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裁判員

裁判官の仕事内容

裁きを下すこと、それが裁判官の仕事です

裁判官の仕事と言えば色々なものがありますが、中でもよく知られているのが「裁きを下すこと」ではないでしょうか。
事件が起きた時、その本人にどういった方法で罪を償ってもらうのが一番いいのか。
それを考え、判断するのが裁判官の仕事です。
ドラマなどでそのシーンがでてくることもありますので、大体の仕事内容については解るという人が多いかもしれませんね。
加害者側・被害者側の言い分をきちんと聞いた上で、「どうするのが一番いいのか」の判断を行うこと。それが裁判官の仕事になります。判断によっては、時に世間から批判を浴びることもある仕事であり、また犯罪行為をどう裁くのかをしっかりと考える必要もあるとても大切な仕事になります。

裁判の判決を出すのが、この裁判官の仕事

刑事事件になると、検察や弁護人からたくさんの証拠や資料が出されるようになります。
裁判官は、それらにきちんと目を通し、双方の言い分を聞いた上で判断をしなくてはなりません。
実は、刑事事件となると裁判官は「本当にこの人が犯罪行為を犯したのか」というところから判断を行うことになります。
調べて「間違いなく犯罪行為を犯している」と認められた場合、ではどういう刑罰を与えるのがいいのかについて判断を下すことも、この裁判官の仕事になるのです。
お分かりいただけると思いますが、非常に重い責任を果たすことがこの裁判官の仕事になるでしょう。

例えば殺人事件が起きた時、遺族はやはり「死刑にしてほしい」と訴えることが一番多いです。
しかし、法律に従って刑罰を与えるとなると、全員を死刑にすることはできません。
また、いくら気の毒な事件であったとしても、そこに感情移入をすることもできません。あくまで証拠をもとに冷静かつ適切な判断を下すことが、裁判官の仕事になります。
非常に責任が重く、難しい仕事であると考えて良いでしょう。

「つぐない」について

時に、その裁判での発言がニュースになることもある裁判官。
とある事件で、さだまさしの「つぐない」という曲を紹介したことがあります。
「さだまさしの「つぐない」という曲を聞いたことがありますか。もし聞いたことがないなら、歌詞だけでも読んでみて下さい。あなたの言葉がどうして心をうたないのかが解るはずです」という旨の発言を裁判官がしたということは、テレビのニュースにも取り上げられました。
時に、このようにニュースに裁判官のことが大きく取り上げられることもあります。

9年前