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医師男性

医師の仕事内容

命を守る重要な役割

医師は病気やケガに悩まされている患者さんを診察し、適切な処置を施す大切な仕事を担います。
生死に関わる業務も多く、慢性的な人材不足から激務になる可能性が高い職業です。
実際に医師として活躍するまでには多くの困難が待ち受けているものです。

医師の仕事内容

実際に勤務する職場によって仕事内容が変わるのが医師の特徴です。
診療科目によっても異なりますが、外来診察を行なう医師になると日中はほぼ患者さんの診察を行っています。
診察した結果に応じて必要な検査を実施して、投薬を行なうために処方箋を発行する業務も担います。
不特定多数の患者さんに対して間違いのない診察を実施する必要があるため、想像している以上に気を使う仕事を担います。

診療科目によっては手術を実施することになります。
外科的な手術を行わなくては危険だと診断結果が出た場合は、緊急手術を行なう場合もあるため、常に心の準備を整えておく必要があります。
急患が運び込まれて休日でも呼び出されて診察を行なう場合もあるため、ゆっくりと体を休める暇がない医師も多いです。

患者さんと直接関わる仕事だけでなく、学会で論文を発表する場合もあり、医療に関わる内容について幅広い知識を持っている必要があります。

参考:医師の仕事内容

医師になるには

医師として活躍するためにはまず医師国家試験に合格する必要があります。
医師国家試験を受験するためには6年制の医学部医学科の課程を修了して卒業した方が基本的に対象になります。

この他にも受験資格を得る方法はありますが、何よりも大変なのが大学に入学することです。
医学部のある大学によってもバラつきがありますが、どの大学でも倍率が非常に高くて入学するまでがとても大変なものです。
晴れて入学できても、受験資格を得るまでには専門的な学習を積み重ねることや実習を積み重ねて課程を修了するまで大変な苦労をする方が多いです。

6年間も専門的な学習を積み重ねてきた方で、人の命にも関わる医療に関する仕事を担うため絶対に間違いがあっては許されないものです。
そのため医師国家試験の合格率は非常に高く、難易度が高いとされている国家試験の中でも指折りの高い合格率を誇っています。

無事に医師国家試験に合格するとすぐに医師として活躍できるものではなく、2年間は卒後臨床研修の研修医として病院で勤務して実績を積み重ねます。
この期間に先輩医師から色々なノウハウを学びながらたくさんの経験を得ます。
研修期間を終えると晴れて一人前の医師として活躍できます。

10年前